「仕事が嫌い・仕事が続かない」で悩んでいる人へ、
かつての私も仕事が嫌いで、その上、仕事が続かない人でした。
仕事が嫌いでも働かないとお給料が入ってこないし、生活が出来なくなってしまうし我慢して、我慢して仕事に行く毎日でした。
でも、我慢が長く続くわけはなく
私は仕事が続かなくて、仕事をコロコロと変えていく人生が始まりました。
私が短大を卒業して就職した約20年前は学校を卒業したら会社に就職するというのが当たり前の世の中でした。
今でこそ、起業をして好きなことを仕事にして自由な働き方と、自由なライフスタイルを叶えていますが、当時の私は20歳でしたので世間知らずで、起業をするという選択肢なんて考えたこともなかったですし、そもそも起業するという発想すら持っていませんでした。
私は、小学校、中学校、高校とほぼ皆勤。
たまーにひく風邪で休むことがあっても、ほとんど休んだこともありませんし、遅刻もしたことありませんでした。
ですが、どうでしょう。
短大に入って夢の大学生活。
短大1年生の途中からは、後に夫となる彼氏と同棲していたので解放された自由な生活を満喫していました。
そこで私は、「自由」の味を知ってしまったのです。
今まで、遅刻もしたことなかった私ですが、寝坊をよくするようになり授業も休みがちになりました。
寝たいだけ寝て、遊びたい時には遊びに行く生活。
でも、短大は楽しかったので、休むことはあっても行かなくなることはありませんでした。
単位もきちんと取ってちゃんと卒業。
そして、就職し規則正しい生活が始まりました。
ところが、短大時代に味わった自由の味が忘れられなくなってしまったのです。
短大時代に味わった、好きなことを自由に出来る毎日。
好きなだけ寝ていても誰にも何も言われない日々。
それが就職したとたん、早起きして会社に向かい、厳しい上司のもとで働く毎日。
就職したのだから、仕方ない。
社会人になったのだから仕方ないこと、と自分に言い聞かせていましたが、結局1年足らずて退職しました。
それから仕事をコロコロと変えるようになった私は、「自分はダメ人間なのかもしれない」と本気で悩むようになっていきました。
後に夫になる彼氏からも仕事が続かないことをよく指摘されていました。
1度入社したら、定年まで働くというのが当たり前の世の中で、私のように1年くらいで辞めてしまう人は、意志が弱いとか、怠け者とか社会不適合者みたいに言われたりします。
私もいつも仕事が嫌になってしまう自分自身をダメ人間だと思っていました。
長年、私は本当に仕事が嫌だったし、仕事が続かないので昇給も無く、いつも新人という立場でしたのでお給料がいつまでも低く生活もとても苦しかったです。
自身もどんどん失っていって、覇気も気力も無くなってしまったのです。
このように私と同じように「仕事が嫌い・仕事が続かない」ということで、どんどん自信を失い悩んでいる人って、いるんじゃないかなって思います。
そんな悩みを持っている人に、悩む必要はないんだよって伝えたいですし、自信を失う必要もないですよって伝えたいです。
「仕事が嫌い・仕事が続かない」ということに、まず意味があるのだということを知ってほしいです。
「仕事が嫌い・仕事が続かない」ということは、
「そっちじゃない・その仕事じゃない・その働き方ではない」ということを教えてくれているサインであることがあるのです。
後編に続く・・・